ダイビングスクールWITH北九州

1/29 深海魚が現れる!?

2022.1.29(土)

1/29 今の時期にしか見れない『クサウオ』


じゃあなぜ、今の時期にしか見れないのでしょうか?💦

 

まず、クサウオとは全長が最大で50㎝程の魚です。
体はオタマジャクシのような形で、体は脂や水で満たしており、
強い水圧に適応するためブヨブヨとしています。

 

魚やエビなどの甲殻類を食べるのですが、
クサウオは感覚孔と味を感じることのできる味蕾(みらい)を持っており、
この2つを使って隠れている獲物を見つけ捕食します。

 

腹鰭(はらびれ)は小さい時から吸盤状に発達しており、
岩などに張り付いて流されないように身を守ります。

 

普段は深い海の底で静かに暮らしており、尾びれを丸めてじっとしていることが多いです。
繁殖期(12月~3月)になると、産卵のために水深10mほどの浅瀬に移動し、ロープなどに卵を産みつけます。

 

クサウオの卵は、海中を漂ったりせずに底に沈み、
粘性でくっつく性質があるため、海藻の切れ端などをもとに卵の塊を形成します。

 

産卵後の卵は他の生き物に食べられないようにしばらくの間オスが守ります。

 


ということで、クサウオは産卵のために冬の間に浅場に上がってきます😊

 

みなさんもこの時期にしか見れない「クサウオ」を

一緒に探しに行きませんか?🤩